妊娠高血圧腎症になった私の妊娠生活①

わたしが妊娠・出産時に経験した「妊娠高血圧腎症」や「帝王切開」「早産」「低出生体重児」。入院時にたくさん検索したのですがなかなか同じ経験をした方の情報がなく、とても不安でした。同じ経験をしている方の不安が少しでも和らぐように、私個人の経験ですが、ブログに残したいと思います。
【何も問題がなかった幸せな妊娠生活】
なおパパと出会って結婚。そして、初めての妊娠。私にとって2024年はとっても幸せな1年でした。妊娠初期・中期については、まったく苦のない妊娠生活で、まさか私が妊娠高血圧腎症になり、帝王切開になるなんて夢にも思っていませんでした…。

妊娠初期にはつわりはなく、妊娠中期には多少腰が痛い程度。周りから聞いていた話より、妊娠ってこんなに幸せなのか…!なんて、呑気に出産準備をしながら過ごしていました。

異変があったのは妊娠後期に入る頃・・・。

【26週~29週 体重と血圧の変化】
今から振り返れば、身体に異変があったのは26週〜29週あたり。少しずつ体重や血圧の増加・上昇がありました。
ただ、特にクリニックの先生からは指摘がなく、ちょうど年末年始やお正月を挟んでいたので、体重・食事についての注意や塩分制限をしたほうがよいかもという話がありました。(おせち食べ過ぎなのでは?というコメントも…)
わたしは28週まではクリニックで検診に通い、30週からの妊娠後期の妊婦検診は産院(出産する総合病院)に通うことにしていたので、体重や血圧の増加・上昇がありましたが、クリニックからは特に大きな指摘はなく(体重管理と塩分制限だけ)次は産院へ。ということで引き継がれました。
この時点で、血圧は 上 136/ 下 85。(今までは平均して115/70前後)体重は2週間で3キロの増加。
今思うと、、年明け(27週あたり)から、手や身体がむくんでいたんだなと思います。特に手は、結婚指輪が入らないほどむくみ、特に朝晩は、手が握れなくなるほど痛かったです。。

【30週 まさかの入院】
30週4日で産院(出産予定の病院)での初診。
病院で検診前に血圧を測ったところ、上 140/ 下 90 。
エコーの結果、胎児は問題はないが、少し小さめかも(1549g程度)とのこと。
この日も、問題なく順調ですね。という説明を聞いて帰宅する気満々でした。
診察後、先生からお話がありますということで、個別に呼ばれました。「血圧が高めなので、できるだけ早めの入院をおすすめします」とのこと。
この時点での診断名は「妊娠高血圧」。
重症化すると、妊婦(私)の腎機能が低下して、「妊娠高血圧腎症」になるという説明を受けました。「妊娠高血圧」や、「妊娠高血圧腎症」の場合、赤ちゃんに栄養がいきにくかったり、早産になってしまったり、帝王切開になってしまったりする可能性があるという説明も受けました。
出産に向けて、両親学級に参加したり、赤ちゃん用品を購入したり、入院グッズを用意したり、、と考えていた矢先でした。
クリニックで塩分制限の話を聞いていたので、もしかすると、一時的に血圧が高いだけなのでは?と思い、先生に質問してみたところ、現時点では、ここから下がるかどうか、なんとも言えないので、入院して食事管理をしながら様子を見る方が良いということでした。
先生から病名を聞いたり、説明を受けたりしているとき、自分自身は痛みや不快感など、自覚症状が全く無いので、赤ちゃんは無事なのか、とっても不安でどうしようもなかったです。
「できるだけ早めの入院とは・・・?今月中とか、今週中とかそんな感じでしょうか?」と聞いたところ、明日からでも大丈夫ですが、都合が調整つき次第で、、ということでした。
家に帰ってから、一緒に検診に付き添ってくれていた夫と相談。わたしとしては自覚症状はまったくなかったのですが、自分よりもお腹の赤ちゃんのことが心配で、できれば明日には入院したいと伝えました。
まだ妊娠30週だということと、病院に面会制限もあったので、出産まで残りの日々をずっと1人で入院するのかと思うと、とても不安で寂しかったです。
入院食で塩分制限を行い、血圧が落ち着いてきたら退院できるかもという希望を持ち、できるだけ準備を終わらせ、早速翌日のお昼すぎには入院しました。
(入院生活編に続く)
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